日本のアニメ業界のトップである
スタジオジブリですが、
昔から多くの作品を世に残してきました。



家事や育児で忙しくて見にいけない!
こんな悩みを持っている方も、この記事を見れば、
時間のないあなたでもナウシカの概要が理解でき、
ジブリ初代作品「風の谷のナウシカ」のポイントを抑える事ができます。
ナウシカの壮大で壮絶な世界を味わいましょう。
風の谷のナウシカ概要

風の谷のナウシカ 1984 Studio Ghibri・H 引用
84年スタジオジブリ設立前に宮崎駿監督は
二馬力という個人事務所で
「風の谷のナウシカ」を制作しました。
この作品で、宮崎駿監督はアニメ作家として
広く知られるきっかけとなりました。
興行収入は14.8億円。
動員数91万人を記録しました。
映画の世界で10億円以上の
興行収入は成功とされているので、
完全にヒット作品として現代に
受け継がれていく事となります。
「風の谷のナウシカ」のストーリー
「炎の七日間」
「腐海の森」
「王蟲(オーム)」
激しい戦争の時代、
巨大兵器巨神兵によって
七日間世界は焼け野原となり、
戦争は終わりました。
それを「炎の七日間」と呼びます。
その後世界は変わり果て、
有害物質を含んだ胞子が舞う腐海が生まれました。
人間はその「腐海の森」では
生きることもできないほどで、
その有害な空気の瘴気(しょうき)は猛毒を発します。
旧人類と呼ばれる人間は
その腐敗した空気を浄化する為に、
「王蟲」という人工の蟲(むし)を作りました。
又、世界を改新する為に、
新人類の卵を育てていました。
「風の谷のナウシカ」の舞台は、
「炎の七日間」から1000年後の世界です。
風の流れにより瘴気(しょうき)がない風の谷に住む
族長の娘のナウシカ。
腐海を浄化するとその腐海で
生息する蟲達や王蟲は死んでしまいます。
又、腐海を育てると、人間が生きていけません。
旧人類は、世界の浄化を願い、腐海の無い人類中心の
平和な国を作り上げようとしましたが、
ナウシカは蟲と人類の共存を願いました。
劣悪な環境で人類の精神状態は悪化し、
戦争へと向かいます。
しかし、そんな環境の中でも共存し、
生きていくことが大切なのではないか
ということを訴えられているのではないかと思います。
単なる環境汚染の風刺だけではなく、
人類の精神状態がもたらす世界変動をも察して描かれているのではないでしょうか。
ナウシカの原点
苦しみや悲劇やおろかさは清浄な世界でもなくなりはしない
それは人間の一部だから……
だからこそ苦界にあっても喜びやかがやきもまたあるのに#ナウシカ の #名言
▶️https://t.co/vyJ9B1Cbkd pic.twitter.com/5gjBI0z8yw— あいなだよ🪑みんなの踏み台🪑 (@ainadayo2020) August 14, 2020
ナウシカの原点は
フランスの漫画家ジャン・ジロー(メビウス)
の作品と言われ、
宮崎駿監督が尊敬し、その作品に影響を受け
「風の谷のナウシカ」を制作したと言われています。
実際メビウスの作品の”アルザック”という作品には、
ナウシカ作中の空中飛行機のメーヴェに似た飛行体が描かれています。
アルザック・ラプソディ/DVD/COBM-5631
ジャンジローの絵は本当に素敵 pic.twitter.com/tM6KXddP9k
— あ (@nerobotti3) December 6, 2015
そんなメビウスもナウシカを見て感銘を受け、
自らの娘の名前を「ナウシカ」としたほどだとか。
お互いの作品に共鳴し、尊敬しあえる関係なのです。
やはり世界を代表するアニメ作家レベルになると、
違います。。。
ギリシャ神話の俊足で空想的な美少女
日本今昔物語の虫を愛ずる姫君の
二人の美少女がモデルとなっています。
ナウシカ原作と映画
映画「風の谷のナウシカ」は1984年に公開され、大ヒットを記録しましたが、
原作「風の谷のナウシカ」は1982年〜1994年の期間を経て完結しました。
映画は比較的簡潔にまとめられており、
原作の半分ほどの内容で、登場する国家や人物、
ストーリーなども原作の方が
より緻密に作られています。
映画では見られない最後のシーンの後のストーリーも
原作では見ることができ、
「腐海の森」や「旧人類」の真相も明らかになります。
映画のクオリティの高さも目を引きますが、
原作を見るとさらに面白くなるのは
間違い無いでしょう。
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漫画『風の谷のナウシカ』5分でわかる原作の魅力!映画版より面白い?【全巻ネタバレあり】
中田敦彦のyoutube大学でも取り上げられています。↓↓
まとめ
風の谷のナウシカの概要を解説していきました。
昔も今も人々の心に刺さる作品を作るスタジオジブリ。
今後も素晴らしい作品を期待しています。
現在では「一生に一度は、映画館でジブリを。」
というキャッチコピーで4作品の上映がされています。
・風の谷のナウシカ
・もののけ姫
・千と千尋の神隠し
・ゲド戦記
これを機にナウシカを劇場で見るのも
アリかもしれません。
私はもちろん見にいきました。
「一生に一度は、映画館でジブリを。」全国でスタジオジブリ4作品が劇場上映されます
・1984年に公開されたジブリ最初の作品
・「風の谷のナウシカ」のストーリー
ナウシカの原点
・フランの漫画家メビウスの影響
ナウシカ原作と映画
・1984年公開の映画と
1982~1994年にかけて制作された原作(7巻)
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