幸せホルモンの中には、
ドーパミン、オキシトシン、セロトニン等が
ありますが、
その中でも1980年代の運動生理学
の観点から発見されたホルモンであり、
脳内麻薬ランナーズハイの
ホルモン”エンドルフィン”
について解説していきたいと思います。
・どんな時に分泌される
・エンドルフィン生成方法
エンドルフィンとは
・脳内で作られる神経伝達物質
・モルヒネ同様の多幸感
・脳内麻薬
エンドルフィンには
様々な効果があります。
その中で1番の効果が
神経を落ち着かせるという作用です。
エンドルフィンの特徴について見ていきましょう。
エンドルフィンの特徴
特徴1
・エンドルフィンはモルヒネの約6.5倍に及ぶ
鎮痛作用があるといわれています。
特徴2
・鎮痛・鎮静作用をもつペプチドがエンドルフィン。
脳の視床下部の神経細胞で作られます。
特徴3
・痛感を刺激した時に反動で分泌されるのが
エンドルフィンです。
鍼(はり)治療の際に
身体に針を刺す際に分泌されます。
特徴4
・食事や性行為で得た快感も
エンドルフィンの影響によるものです。
エンドルフィンは4種のアミノ酸で作られる
・β(ベータ)
・γ(ガンマ)
・ς(シグマ)
この4種のアミノ酸で構成されますが、
主にβ(ベータ)エンドルフィンの作用が大きく、
鎮痛・鎮静に働く主なアミノ酸として
されています。
どんな時に分泌されるか
・性行為
・ドカ食い
・体に刺激を与えること
・ダイエットなどで食事を我慢しないこと
・辛いものを食べる
・深呼吸
・好きなものを食べる
・笑う
このように様々な場面で
エンドルフィンは分泌されます。
ランナーズハイはエンドルフィンが関係している?!
苦しい状態が一定時間以上続くと、
脳内でストレスを軽減する為に
βエンドルフィンが分泌され、
快感や陶酔感を覚えます。
それがランナーズハイです。
筆者も小学生の時のマラソン大会で、
5位の選手が目に見えた時、
疲れが吹っ飛んだ感覚になりました。
この瞬間疲れていたはずの
体が軽くなり5位でゴールしたのを
覚えています。
この時、
ランナーズハイの状態になっていたのは
間違いありません。
エンドルフィン生成方法
幸せホルモンエンドルフィンを食事から
摂取する方法もあります。
・マグネシウム
・オメガ3脂肪酸
日頃の生活で摂取できるので、
意識をして幸せホルモンを
取り入れていきましょう。
ビタミンB群
ビタミンBはエネルギーを生成します。
体を動かす原動力であるビタミンBは
一つではあまり効果を発揮しません。
なので、ビタミンB群となる成分を
複合的に摂取することで効果を発揮します。
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ナイアシン
・パントテン酸
・ビオチン
・ビタミンB12
・葉酸
・赤身の魚
・うなぎ
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マグネシウム
マグネシウムは言わずもがな
骨を作る栄養素です。
実は骨にはカルシウムとリンの次に
マグネシウムが多く含まれています。
ストレスを過剰に感じると
不足してしまうマグネシウムですが、
過剰摂取をしても下痢になってしまったり、
消化器官に影響が出ることもあります。
適度な量を摂取するようにしましょう。
・昆布
・豆類
・緑の野菜
・煮干し
マグネシウムのサプリメント↓↓
オメガ3脂肪酸
一昔前に流行したオメガ3脂肪酸。
血行を良くする良い脂肪の一つです。
イヌイット人を対象とした研究で、
オメガ3脂肪酸を含む食材を多く食べることで、
動脈硬化の予防につながることが証明されました。
イヌイットでは、鯨やシロクマ、あざらしを食べます。
それらの脂身には多くのオメガ3脂肪酸が含まれます。
・アマニ油
・くるみ
オメガ3脂肪酸のサプリメント↓↓
まとめ
幸せホルモンエンドルフィンは
神経を落ち着かせる作用の強い
ホルモンであることがわかりました。
幸せホルモンを分泌するには、
上記の食事やサプリメントの摂取も
良いですが、
健康的な生活を送ることが1番の近道であります。
低価格で長期的に幸せになれます。
物に頼りすぎず、生活習慣を正すことから
始めるのも大切かもしれません。
エンドルフィンの特徴
特徴1
特徴2
特徴3
特徴4
・どんな時に分泌されるか
ランナーズハイはエンドルフィンが関係している?!
・エンドルフィン生成方法
ビタミンB群
マグネシウム
オメガ3脂肪酸
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