“火事場の馬鹿力”という言葉がある通り、
日常では明らかに不可能な動きを
生命の危機に直面すると発揮することがあります。
その火事場の馬鹿力は”アドレナリン”の事を指します。
極地に至ると爆発的な能力を発揮する力。
また、「闘争」と「逃走」の際に著しく分泌される
ホルモンとしても有名です。
今回はそのアドレナリンについて見ていきます。
・アドレナリンの効果
・アドレナリンを出すには!?
アドレナリンって詳しく!!
アドレナリンとは、
ノルアドレナリンから生成されます。
副賢皮質と呼ばれる内臓から分泌され、
戦うか逃げるかの緊張や興奮時の
極限状態に出ることもわかっています。
心拍数を上昇させ、瞳孔を開き、ブドウ糖の濃度の
最大値を上げ、エネルギーを消費しやすい状態になります。
1895年にナポレオン・ツィブルスキによって発見され、
日本人の高峰譲吉が初の結晶化に成功したと言われている
のがこのアドレナリンです。
日本人が証明したホルモンとはなんだか
鼻が高いですよね。
医学的にはエピネフリンと言われます。
アドレナリンの効果
アドレナリン分泌で様々な効果が
人体には現れます。
・血管拡張
・消化管運動低下
・瞳孔散大
・痛覚の麻痺
・勃起不全
アドレナリンは戦闘モード!!
戦闘モードに入ったら筋肉を動かすように
体内に血液とエネルギーを巡らせます。
ワンピースのルフィのギアセカンドのような物です。
ドラゴンボールの界王拳みたいなもんです。
しかし皮膚の血管は収縮させ、
怪我を最小限に止めるようにします。
戦闘中に少しの痛みで動けなくなってしまわないように、
痛みを感じないように脳に錯覚をさせます。
多少の痛みは何も感じません。
また、トイレに行かないように
消化器官の動きを止めて便秘の状態にします。
戦闘モードの時は繁殖本能がなくなる為、
ムラムラしません。
アドレナリンを出すには!?
アドレナリンの分泌する流れはこちら
つまり….
ドーパミンを分泌させることができれば
アドレナリンも出るということですね。
・運動時(有酸素運動が有効)
・嬉しいと感じた時
・快感を得た時
・目標を達成した時
・好きな音楽を聞いた時
・瞑想を行う時
・新しいことをやっている時
・咀嚼する時
他にも
大声を出すとアドレナリンが
多く分泌されることもわかっています。
スポーツ選手が雄叫びを上げる時がありますが、
あの時はアドレナリンドバドバです。
参考記事↓
ドーパミンってどんな時に出る?メリット・デメリットについて
アドレナリンは不足しすぎや
過剰に分泌されると悪影響を与えます。
それぞれの症状を理解し、
ホルモンバランスの観点から、
体のケアをしていきましょう。
アドレナリンが不足すると起きる症状
アドレナリンが出過ぎると起きる症状
・内臓機能の低下
・代謝の衰え
・便秘
・自律神経失調症
・高血圧
・糖尿病
・攻撃的になる
・キレやすくなる
・パニック障害
アドレナリンの解説動画↓↓
対策
アドレナリンが出過ぎる場合は、
交感神経優勢になっている為、
ギラギラの状態になってしまっています。
覚醒剤の症状もドーパミン・アドレナリンが
過剰に分泌されており、制御が聞かない状態にあります。
そこで、上記のような悪影響が身体に現れたら、
副交感神経優位の状態にすることが大切です。
瞑想は副交感神経を優位にし、
適度なドーパミンを分泌させる効果
があるので、人体に良い影響を及ぼします。
参考記事↓↓
瞑想のメリットとは?瞑想の正しき方法を解説します
まとめ
何気なく耳にするアドレナリンについて
詳しくお伝えしていきました。
自らのホルモン調整を行えるように
知識を身につけることは大切です。
自分のホルモン調整を自由自在に行えたら、
最高のパフォーマンスができることは
間違いありません。
人間の脳はインプットしてから
次の日には73%忘れてしまうと言います。
しっかり重要だと思ったポイントは
メモや言葉に出し、アウトプットして
記憶に留めましょう。
・アドレナリンの効果
・アドレナリンを出すには!?
アドレナリンが不足すると起きる症状
アドレナリンが出過ぎると起きる症状
対策
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